CTF 基礎知識

CTF とは?


CFWを導入したPSP専用のカスタムテーマ、及びそのファイルの形式を指す。

CTFファイルはRCOやPRXなどの元々PSPのFlash0モジュールとして機能していたものを
改変し、それらをまとめたもの。
公式のPTFカスタムテーマと違い、XMB全体をより細かく変更することが可能で
工夫次第で非常に独創的なXMBを作成することも可能だが、必要となるツールや知識も多く、
未だに仕様が明らかになってない部分も少なくない。

従来のFlash0改造と違い、CXMBプラグインを介しメモリースティックからファイルを読み込むため
比較的安全に編集、使用することができる。


CTF 概要


CTFテーマはFWの内部モジュールをベースとしているので、
FWが更新し仕様が変更されれば、作成の手順も変化することになる。
このため異なるバージョン用のテーマを使用することは基本的にできない。
作成、編集に必要なツール等においても、各FWに対応が必要な場合も多く、
更新が止まっているツールの中には、新しいFWには対応していない物もある。
他FW用の解説が全く役に立たないというわけではないが、作ろうとしているFWの知識、
対応しているツール等を揃えることが重要になってくる。

テーマ自体を使用するためのCXMBプラグインも
CFWに併せて更新している。

作成の基礎知識


CTFテーマは自由度が高いが、制限がないわけではない。
画像を読み込み表示できる量にも限りがあるし、画像やアニメーションも無制限に追加できるわけではない。
また仕様上変更できない箇所も存在する。
大きなサイズの画像を大量に読み込ませようとすれば表示されなくなる画像が出てきてしまうし、
アニメーション等を追加し過ぎれば動作遅延やフリーズといった不具合を引き起こす。

動作遅延に関してはよほどの数を追加しない限り心配する必要はないが、
リソース不足(画像表示キャパシティオーバー)によるイメージ欠落に関しては注意が必要である。
表示されるはずの画像が消える、真っ白になる現象が起こる場合、この不具合を疑った方がよい。
対策として、8bit(256色)に減色した画像を使用するのが有効なため、CTFテーマで使用されるイメージデータは256色に減色されたものが一般的に使用されている。
他にも必要性が低い画像データをダミー(1x1サイズの透明な画像)に置き換えてリソースを確保するといった方法もある。

表示できる画像の量については各項目(RCOファイル)ごとに差異がある。
また一部は共有されているため、別の関連ファイルを調整してバランスをとったり、逆にそのファイルの画像は正常に表示されていても関連した別ファイルの画像が欠落してしまうといった状況も起こりうる。

代表的な例として、最も変更されることが多い topmenu_icon.rco は
topmenu_plugin.rco
system_plugin.rco
system_plugin_bg.rco
system_plugin_fg.rco
とキャパシティを共有している。

  • 最終更新:2011-05-28 15:22:12

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