CTF簡易作成キットを使用したチュートリアル

ここではpatpat氏によりリリースされているCTFtoolGUIを用いて
実際にCTFカスタムテーマを作成する過程を解説していく。
なお説明を簡略化するために素材には6.xxCTF簡易作成キットを使用する。
※ここで使用するRCOファイルは本来とは構造が異なる練習用に作られたもの。


必要なもの


・CTFtoolGUI 4.51 もしくは5beta2

・CTF簡易作成キット1.2type1 6.20用6.35用、または6.38/39用
6.39、6.60用の作成キット1.3、を使用してもよい

・画像などの素材(すべて揃える必要は無い)
 180x180サイズの画像8枚(トップメニューのアイコン用)
 168x272サイズの画像1~5枚(オプションメニュー用)
 480x272サイズの画像1~4枚(壁紙、設定、ビデオカテゴリ、文字入力画面の背景用)
 220x125サイズの画像2枚(PSP起動画面のアニメーション用)
 248x140サイズの画像2枚(ヘルプ画面のアニメーション用)
 wave形式の音声データ(操作音を変更する場合)


CTFtoolGUIのインストール


使用するファイルを関連付けすることで、各種ツールでの編集ができるようになる。
ここではCTFtoolがインストールされ、各ファイルに関連付けられているという前提で解説する。
※Windows vista , Windows 7 の場合管理者権限で実行する。


素材画像の変換


画像がPNG形式でない場合は、まずConvert "xxxx.xxx" to PNG を選択
次に Convert "xxxx.xxx" to index color を選択し、インデックスカラーにする。
最後にConvert "xxxx.xxx" to GIM でGIM形式に変換しておく。
なお壁紙にこれらの処理をする必要はない。


CTFファイルの展開


Extract"SimpleBase1.2_type1_6xx.ctf" を選択すると、同名のフォルダが作成される。
この内部のファイルを編集していく。


編集したファイルをCTFに組み込む


以降で編集するRCO、PRX、PTF等のファイルをSimpleBase1.2_type1_6xx.ctfにドロップすると、
上書き確認画面が出るので、OKを押せば変更が適用される。


イメージデータの編集<RCOeditor>


topmenu_icon.rcoを開くとRCOeditorが起動する。
AJからAQを用意した180x180サイズの画像と入れ替える。

620kit_topicon01.jpg

180x180より大きな画像を入れることも可能だが、
やりすぎると一部の画像が表示できなくなるので注意。

同様に
opening_plugin.rcoのcoldboot_220x125logo01、220x125coldboot_logo02
topmenu_plugin.rcoのtop_option_168x272
game_plugin.rcoのgame_option_168x272
savedata_plugin.rcoのsave_option_168x272
msvideo_main_plugin.rcoのvideo_480x272
music_browser_plugin.rcoのmusic_option_168x272
photo_browser_plugin.rcoのphoto_option_168x272
sysconf_plugin.rcoのsetting_480x272
osk_plugin.rcoの480x272bg
content_browser_plugin.rcoのcontent_browser_tex_help_psp2、content_browser_tex_help_psp3
も入れ替えることができる


テキストデータの編集<RCOeditor>


opening_plugin.rcoを開くとRCOeditorが起動する。
coldboot_textはPSP起動時に表示される文字、gameboot_textはゲーム起動時に表示される文字で
自由に書き換えることができる。
TextDataタブを開き言語を選択、変更はChangeを押せば保存される。

620kit_op_text01.jpg


モデルデータの編集<RCOeditor>


system_plugin_bg.rcoを開くと Genelal Resource 内にmdl_bgというデータがある。
これは背景をクラシックに変更した際に表示される波のデータで、CTFtoolGUIで変更することができる。

620kit_model01.jpg

mdl_bgを選択して Extractボタンを押すと任意の場所にデータを出力する。
そのデータに対しCTFtool Menuから
Chage "xx.omg" to xx style を選択すれば波の動きを変更することができる。
また元となる画像データを展開したり入れ替えたりすることも可能。
変更したデータはRCOeditorでReplaceボタンを押して入れ替える。


サウンドデータの編集<RCOeditor>


system_plugin.rcoを開くとVAG形式の音声データがいくつか確認できる。
これらはXMB上での操作音として使われているもので、同じVAG形式の音声と入れ替えることができる。
※snd_xxxx 以外のものはこのキットで追加されている固有の音声で、カテゴリ毎に操作音を変更する場合に使用する。

620kit_sound01.jpg

WAVE形式の音声データに対し、CTFtool Menu から Convert "xx.wave" to VAG を選択すると、VAG形式へと変換される。
変換したデータはRCOeditorでReplaceボタンを押して入れ替える。


ページデータの編集<RCOeditor>


Pageタブ内の要素を編集することで、座標、表示サイズ、倍率、表示色等を変更することができる。
例としてsystem_plugin_bg.rcoを開き、wallpaper_theme_modelを編集してみる。
この要素は壁紙の上に配置されたモデルデータで本来は存在しない。

kit620_page01.jpg

初期値では、Colour Channel Strengths が R=1 G=1 B=1 A=0となっている。
RGBは赤青緑のレベルで0~1(0~255)の範囲で変更できる。
Aは透明度で、これも0~1(透明~不透明)の範囲で変更できる。
つまり初期値では白色で完全に透明な表示状態になっている。
これを R=1 G=1 B=1 A=1 に変更して、setボタンを押すと壁紙上にクラシック背景と同様の波が表示されるようになる。


プレビューPTFの編集


CTFに同梱されているPTFファイルを編集することで、テーマ選択時のイメージとアイコン、
デフォルトの壁紙を変更することができる。
CTF同様にPTFを展開すると、16x16の画像(プレビューアイコン)、
300x170の画像(プレビューイメージ)、480x272の画像(デフォルト壁紙)があるので、
サイズを合わせて入れ替える。形式の変更は自動的にされる。

変更後、フォルダを対象に"pack_xxxx_ptf to ptf(use for ctf)"を選択するとPTFファイルが作成される。


PRXファイルの編集<PRXeditor>


PRXファイルを開くとPRXeditor1.2が起動する。
ここでは使用例としてpaf.prxを編集してみる。
※起動に失敗する場合は、CTFtool / bin / prxeditorを直接起動し、言語を英語にする。

kit620_PRXeditor01.jpg

PRXeditorにはデフォルトでいくつかブックマークが登録されている。
その中の Text Position Y Main Text 33 は選択中のカテゴリを表示するテキストの座標で、-104に設定されている。
これを100に変更して、Save to prx ボタンを押すと以下の画像のような変更ができる。

kit620_PRXeditor02.jpg

ちなみに、PSP上での座標は次の図のようになっており、

pspgrid.jpg

PSPの画面サイズは横480、縦272なので、左右の端が±240、上下の端が±136となる。


RCOファイルの展開、再構築<RCOmage>


RCOファイルに対し、CTFtool Menu から Dump "xx.rco" with RCOmage を選択すると
RCOファイルをリソースデータとXMLファイルに展開することができる。


変更後は Pack "xxxx" to RCO with RCOmage で再構築して使用する。

  • 最終更新:2013-01-01 23:21:26

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